南イタリア遠征記
〜グランブルーの青い海と俊輔に逢いたくて〜

☆タオルミーナ編☆前編



映画『グラン・ブルー』への思い入れ
4月20日火曜日。
タオルミーナに向かうバスの中で、私はずっと『グラン・ブルー』のことを考えていた。大好きな映画で、イタリア行きが決まると即DVDを購入し、何度も繰り返し鑑賞した。
この映画に付いてはAmazon.co.jpで次のような紹介がされている。
―――美しい海を舞台に、スキューバの道具を一切使わないフリーダイビングに人生を賭ける繊細な青年(ジャック)と、彼に惹かれる都会育ちの女性(ジョアンナ)、そして青年の生涯のライバル(エンゾ)が繰り広げる恋と友情を描く実話ドラマ―――
初めてこの映画を見たとき、まだ小娘だった私はラストシーンが理解できなかった。

自分の子供を身ごもったジョアンナを振り切り、真っ暗な夜の海の底へ潜っていくジャック。そして迎えに来たイルカの後を追い、ジャックは画面から姿を消す。

とっくの昔に小娘ではなくなった私、今はこんなふうに理解している。
私が思うに、ジャックは本当は魚だったのに、間違えて人間に生まれてしまったのである。だから海に帰るのは自然なことなのだ。そんな男に普通の結婚生活を期待してはいけない。ジョアンナも最初からどこかで覚悟していたような気がする。きっと一人でジャックの子供を産んで育て、たくましく生きていくことだろう・・・。
というか、この話は実話らしい。本物のジョアンナはその後どうなったのかしら・・・。

この映画で印象的なのは、どこまでも青い海。全てを包み込んでしまう深い深い海の色である。
それともう一つ、とても強く惹かれるシーンがある。それはペルーでジョアンナとジャックが出逢ったシーンだ。この時ジャックはジョアンナに向かって「君はイルカに似ている」と言い、それを聞いたジョアンナは戸惑ったような表情を浮かべるのである。
ジャックにとってイルカは唯一無二の友達であり理解者であった。大好きなイルカに似ているというのはジャックにとっては好意を表す言葉なのだが、ジョアンナには知る由もない。初対面の男性にいきなり「イルカに似ている」と言われて戸惑うのは当然である。

このシーンを見ると私は自分の20才の頃を思い出す。当時付き合っていた彼は埴輪マニアで、デートは上野の国立博物館か、何処かのギャラリーで開催されている「埴輪展」が定番だった。そんなある日、彼が照れくさそうに「リーメイは埴輪に似てるね」と言った。(もちろん「リーメイ」のところには私の本名が入る)
『は、、、はにわ? 埴輪に似てる? 私が?』←リーメイ心の声
私は少なからずショックを受け、どういうリアクションを取ったらいいのか分からず混乱した。でも、今なら分かる。それが彼にとって最大級の賛辞であったことを・・・。
そんな訳で、このシーンを見るたびに私の心の中は甘酸っぱいノスタルジーで一杯になるのであった。・・・どうでもいい私的な話を長々とすんまへん。



<うさこのインサイド・キック> グラン・ブルー恋愛論
私も、『グラン・ブルー』という映画にはかなりの思い入れがある。海岸線を行くバスがタオルミーナの入り口にさしかかるころ、私はリーメイさんにそのことを話したくなって、迷惑も顧みず語ってしまった。こんな内容だったと思う。

ある男友達は、『グラン・ブルー』を見て主人公の身勝手さに腹が立ち、「この映画のどこがいいんだ!」と憤慨したという。
男性にしてはずいぶん女性的な視点だと思ったが、そんな男を愛してしまった女性は不幸だ、という見方もわからないではない。(この友達とは、水掛け論に近い形で恋愛観をぶつけ合い、徹夜の議論になりかけたあげく、「わかった、もう一度映画を見てみる」と相手に言わせる形で、私が押し切ったのだった)

私はむしろ、主人公の愛する「海」(イルカに象徴される)ごと愛してしまうような(恋人の)愛の大きさに感動し、そんな恋愛をしてみたいと本気で思ったのだった。たとえ、彼を海から奪い返したとして、愛するものを奪われた彼が本当に「生きている」と言えるのか。「生きている」彼を愛したのではなかったのか。
理想論とはわかっていても、そんな無償の愛(そこに行きつくまでの葛藤も含めて)がひたすらうらやましかった。(現実の恋愛となると、そんなこと言っていられないのが悲しいところですが)

ある時、ふと気づいた。恋愛対象ではないけれど、私の俊輔に対する気持ちにはそれに近いものが多分に存在する。
サッカーという何にも代えがたい宝物をしっかり抱えている俊輔(象徴はボール?)。それさえ手放さずにいてくれれば、私は何も求めるものがない。逆に邪魔するものがあったら許せないかもしれない。それは、主人公の海への思いの深さを知り、最後は海へ消えて行くことを許してしまった恋人の気持ちにどこかつながっているような気がする。
そこまですばらしい愛は無理としても、俊輔が選択していくものをすべて受け入れていこうという気持ちのお手本になっていることは確かだ。そんなあこがれのタオルミーナが、俊輔のいるレッジョの目と鼻の先だったというのがなんとも不思議な巡り合わせだった。もうすぐ、あの「グラン・ブルー」の海が見られる。私はその海の深みに主人公の愛したイルカを見つけられるだろうか??



タオルミーナのタクシー
タオルミーナに近づくにつれて、バスは海沿いの道を走ることが多くなった。今までも比較的海から近いところにいたのだけど、間近で海を見るのはこれが初めて。まるで子供のように「海だ、海だー!」と騒ぐ私達。

5時前にバスターミナルに到着。タオルミーナには2泊するので、レッジョへ行くバスの下調べは後回しにしてホテルに向かうことにする。
体格のいいお兄さんのタクシーに乗り込み、崖っぷちの曲がりくねった道を数分走っただけで予約を入れたホテルに着いた。こんなに近いのね〜と喜んでいたら、タクシー代は10ユーロだという。

な、な、なんですと?! アグリジェントでは3倍以上の距離を走っても7ユーロだったのに、冗談も休み休み言いなさい!
しかし、お兄さんは涼しい顔で10ユーロだと繰り返す。
失敗したなぁ。乗る前に料金交渉をすればよかった。この時は悔しい思いでお金を払ったけど、ホテルで確認したら10ユーロは適正料金だそうだ。さすが高級リゾート地。物価が高い。



ホテル『ベル・ソッジョルノ』
このホテルは高台にある繁華街とマッツァーロの海岸の中間地点にある崖上に位置している。
道路からホテルの敷地へ入るには、まず急な坂を下らなければならない。もの凄い勢いで転がっていくキャスター付スーツケースの傍らを必死に走る!

坂を降りきって花の咲き乱れる庭を右に曲がると、左手に古い邸宅を改装してホテルにした石造りの建物。木の扉を開けるとこじんまりしたフロントがあり、電話で予約を受けてくれたお兄さんが笑顔で迎えてくれた。

チェックインを済ませると、お兄さんがそれぞれの部屋へ案内してくれた。
私の部屋は長い廊下の端から2番目の部屋。廊下の突き当たりの窓からは美しい海が見える。わーい!
部屋は小さいけど清潔で、白を基調としたインテリア。袖机にかかっている鮮やかな黄色のクロスがアクセントになっている。残念ながら海側ではないので、部屋の窓から見えるのは先ほど通ってきたエントランス側のお庭。

一方、うさこさんの部屋は同じ並びの一番奥の部屋。ちょっと!一番遠い部屋じゃん!
だけど長い廊下の両側には、陶器やら人形やら様々なオブジェがセンスよく飾られていて、ちょっとしたギャラリーみたいだ。端から端まで歩くのも悪くないかも。

お部屋にお邪魔させてもらったら、私の部屋の3倍くらいありそうな広い部屋。しかも端の部屋なので大きな窓があって開放的だ。いいな〜。まあ、パレルモでは私の部屋が妙に大きかったから、今度はうさこさんの番だよね。
このホテル『ベル・ソッジョルノ』はネットでも予約可。英語が通じるので電話でも大丈夫。リゾート気分を存分に味わえて1泊65ユーロ(シングル)。超お勧めです。
http://www.lotti-tour.com/hotel/htlsicily/htlbelsoggiorno.htm
http://www.belsoggiorno.com/eng.htm

あ、一つだけ難点があるとしたら部屋のカギ。うさこさんはドアの開け閉めに相当苦労されていた。(私の部屋は無問題。)
細い棒状のクラシカルな鍵なんだけど(昔の宝箱の鍵みたいなやつ。わかるかな?)、鍵穴に奥まで差し込むと開かない。手前過ぎても開かない。ある一点でしか開かないのだ。非常にコツを掴むのが難しい。
しかも、このホテルは、部屋の中からは同じ鍵を反対にまわさないと鍵がかからない。鍵は外から開け閉めするもので、内側は掛け金とかが普通だと思う(近代的なホテルだとオートロックだけど)。ちょっと面白いつくりだ。
いや、うさこさんにとっては面白いなどと言っている場合ではない。中からも外からも、開け閉めするたびに鍵と格闘しなくてはならないのだから。まあイタリアに限らず、古いホテルは何処でも鍵で苦労するものだけど・・・。〔写真1〜8〕



胡散臭い男
シャワーを浴びて少し部屋でのんびりしてから、タオルミーナの街の散策に出かけた。
まずはネットポイントでJからのメールをチェックせねば。私達はどうやってレッジョで会うか、まだ決めていないのだ。
フロントのお兄ちゃんに街のメインストリート(ウンベルト大通り)までの近道とネットポイントの場所を教えてもらう。地図で見るとホテルから街中まで相当な距離があるのだが、教えられた近道を通ると10分弱でメインストリートに出るとのこと。住宅と住宅の狭間にある石畳の階段を昇っていく近道は、南欧の雰囲気が漂っていてとってもステキだった。

本当に10分弱でウンベルト大通りに到達。お菓子屋、骨董品屋、土産物屋、ブティック、レストラン、カフェ、銀行、旅行会社etc、いろいろな店が並んでいて華やいだ雰囲気にワクワクする。
あちこちの店を冷やかしながらネットポイントを探すが、これがなかなか見つからない。キョロキョロしていたら30代くらいのかなり太目の男が近づいてきて、レストランを探しているのかと英語で話しかけてきた。
ネットポイントを探しているというと、連れて行ってくれると言う。しかもピッツェリアの裏にあるから後で食べに行こうとか言っている。悪いけど、あなた私の好みじゃないの。顔といい体型といい「ホンジャマカ」の石塚に似ている。別に場所だけ教えてくれればいいんだけどなぁ。仕方ない。自力で探せないので付いていく。

歩き始めると、ホンジャマカ(「ホンジャマカ」というアホっぽい響きが奴のイメージにぴったりなので勝手に命名)はベラベラとピッツェリアの宣伝を始めた。
「いい店なんだよ。ピザだけじゃなくてパスタ、ラザニアもウマイよ!ワインも美味しいし、ビールもあるし(以下省略)」
ずっとしゃべり続けていてうるさい。メールチェックしたらホテルに戻るから食事はしないと嘘をついて適当にかわす。
日本人かと聞くので、そうだと答えると名前を聞いてくる。ファーストネームだけ教えると、美しい名前だねと見え透いたお世辞を言う。

「俺には日本人の恋人がいるんだ。名前はユカリ。これが美人でね。彼女の妹はミドリ。お父さんはアキヒコで、お母さんはキヨミで、住んでる場所は(以下省略)」

ホンジャマカの話は止まらない。どうでもいい話を延々と唾を飛ばしながら続ける。も〜、ネットポイントはまだなのかしら。随分な距離を歩いているんだけどなぁ。うさこさんも私もどこに連れて行かれるのか少々不安になってくる。
そんな私達の心配などホンジャマカは知らない。

「それで、君の名前はマユミだっけ?」

私の名前はマユミではない。ムカつきながらも、もう一度名前を教える。
ホンジャマカは「そうだった、そうだった」と頷くと、今度はタオルミーナのツアーの宣伝を始めた。お前はいったい何者なんだ?

ウンベルト大通りの外れの方まで来たところで、路地の坂を上がったところにあるネットポイントにやっと到着。
こんな分かりづらい場所、私達だけじゃ絶対に発見できなかったよ。とりあえずホンジャマカには感謝。だけど、一緒に食事をする気は更々ない。中まで付いてきて「じゃ、(ネットしてるあいだ)ピッツェリアで待ってるから」と言うホンジャマカを適当にあしらって退散してもらった。やれやれ。〔写真9、10〕



小奇麗なネットカフェ
ネットカフェの店名は何故か“LAS VEGAS”。
PCが10台ぐらいの小規模な店で、全体的にダークな色調で店内が統一されていてお洒落な感じ。早速7番のPCの前に腰掛けると、すぐにキレイなお姉ちゃんが飲み物のオーダーを取りに来た。
「なにか頼まないとダメ?」と聞く私に「もちろんよ」と冷たいお姉ちゃん。ちょっと聞いてみただけじゃん。

ホテルを出た辺りから一気に冷えてきたので迷わずカプチーノを注文。温かいカップを片手にhotmailにアクセス。
Jからのメールが届いている! しかし、日本語で書かれているので文字化けして読めない。日本語が読めるように設定をいじったけどダメだ。

店の兄ちゃんに日本語が読めないことを訴え、兄ちゃんに設定を任せるがやはり読めない。
すると「4番のPCは日本語が読めるから、それを使って」と白い歯を見せた。おいおい、最初から4番は日本語が読めると教えてくれよ〜。

気を取り直して4番のPCでJのメールを読む。当初の予定では24日にレッジョ入りの予定だったのに、なんと20日にベネズエラのカラカスからイタリアへ飛ぶという。しかも目的地はパレルモらしい。やっぱりJもシチリアへ行きたかったのね。レッジョには23日に到着予定とのこと。

さて、待ち合わせはどうしよう。うさこさんと話し合い、レッジョではミラマーレに泊まることにして、Jにミラマーレに来るよう英語でメッセージを送った(日本語は読めても打てないので)。これで何とか会えるだろう。
それからAQUARIUSにアクセスして(AQUARIUSのトップページは重くてなかなか表示されなかった!)、BBSに書き込んだ後はスポ新巡り。俊輔がまだイタリアにいることを確認して胸をなでおろす。
よかった〜。もうすぐレッジョへ行くから待っててね。

7番と4番の両方で30分ぐらい使っただろうか。料金はネットが3.2ユーロ。カプチーノが一杯2.5ユーロ。トータルで8.2ユーロだった。海外でネットをするのは初めての経験なので相場が分からない。高いのかな?



★ホンジャマカ再び
ウンベルト通りに出たところでホンジャマカがまた追っかけて来て、両手を広げながら「なぜ行っちゃうの?ピッツェリア行こうよ!」としつこく迫ってきた。うそ!まだ居たのかよ!

「ええと、君の名前はマユミだっけ?」と、同じ過ちを犯すホンジャマカ。殴るぞ、ごらぁ!!!

さて、どうしたものか。うさこさんが「友達がホテルで待ってるから帰る」とか何とか適当なことを言って、ようやく振り切ることに成功。もう二人ともぐったり。

この時、心優しいうさこさんは、なんだかんだ親切にしてもらったホンジャマカに嘘をついたことが後ろめたかったそうな。片や私は良心の呵責など微塵も感じず・・・。地獄に落ちるかも?
しかし、タオルミーナ滞在中、ホンジャマカに遭遇することに怯えながら街を歩かなくちゃいけないなんて最低だわ〜。



日本語メニューのあるレストラン
ホテルに戻る途中にあった日本語メニューのある店でディナーを取ることに決定。
気の良さそうなおじさんが一番奥の席を用意してくれた。日本語メニューを貰って涙が出そうになる。ああ、何も悩まずに食べたいものが注文できるって素晴らしいわ〜。

あまりの寒さに風邪気味だった私は、風邪薬が効かなくなると困るのでワインはお預け。うさこさんもホンジャマカのせいで消耗していたので、食べてすぐに寝たいということでお酒は頼まなかった。
いつものことだけど、食欲が無いと言いながら注文した料理が出てくると残さず食べる私。この分なら回復は早いでしょう。

タッリィア・テッレという平たい麺のパスタ料理は美味だった。やはり本場のパスタは歯ごたえが違う。腰の強いパスタって、こういうパスタのことを言うのね。ヒデがイタリアのパスタは日本のパスタと全然違うと言っていたけど納得だわ。
サラダもドレッシングが美味しい。うさこさんが頼んだミネストローネ・スープは具だくさんで巨大だったけど、もちろんうさこさんも完食。おなか一杯で幸せ♪



<うさこのワントラップ> ヴィーノ・ディ・マンドーラ
おなかがいっぱいになって、そろそろ眠くなってきたので、おじさんにお勘定をしてもらうように頼むが、おじさん、隣のご夫婦と話が盛り上がっていて、いっこうにその気配がない。そのうちに、何やらワインの瓶のようなものを持ち出してきた。いやだ、私たちもう何も頼んでないわよ。
おじさんは、小さなリキュールグラスのようなものをテーブルに置くと、瓶からきれいな琥珀色のお酒をついでくれた。サービスだから飲め、と言っているらしい。

これは何?と聞くと、「ヴィーノ・ディ・マンドーラ」だという。
マンドーラって、「オッキ・ア・マンドーラ(アーモンド型の瞳)」のマンドーラ?つまりアーモンドだよね。アーモンドのワインってこと?へえ〜。じゃ、ちょっといただいてみようかしら。

「これ、おいしいわ」とリーメイさん。あれ? リーメイさん、風邪気味でお酒はやめとくという話だったのに、何杯もお代わりしている。(笑)めでたく回復の兆し!

「これ、『俊輔割り』の味だ!」と不粋な私。(昨年のお正月のスパサカで登場した居酒屋さんで出している、「ジーコ割り」「ヤナギサワー」などのサッカーにちなんだドリンクのひとつです)
でも、絶対そうなんだもん。あまずっぱくて、ちょっと独特な香りがして、おいしい。

おじさんに向かって、「これ、ナカムラのワインよ」と言ってみる。
おじさん、喜んで「なに?ナカムラはこのワインが好きなのか?」
「いや、そういう意味じゃなくて・・・」私のイタリア語で説明できるわけありません。

今度はリーメイさんが英語で説明を試みるが、おじさんきょとんとした顔で
「Nakamuraユ s recommend? (ナカムラのお勧めなのか?)」
そ、それも違います。おじさん英語は苦手らしい。

「そうかあ、ナカムラも好きなのかあ」
ありゃ、どこでそうなっちゃうかなあ・・。
ま、いいか。本人が来るわけじゃなし、来てもその時は私たち、いないし(汗)。それに、きっと俊輔も気に入ると思います、この味。早いとこお勧めして、既成事実にしちゃおうかしら??

ちなみに、このワイン、レッジョの酒屋さんでも売ってましたが、小瓶がなかったので、買って帰るのはやめました。買えば良かったかなあ。
日本ではまだ、発見できず。「アマレット・ディ・サローノ」という杏(アーモンド)のリキュールが一番近い香りですが、酸味はないので、同じお酒ではなさそう。あれはいったい、ワインだったのか、リキュールだったのか?? 強いていえば、濃いめの梅酒かシェリーにアーモンドの香りってとこだったでしょうか?



南イタリアの星
私達とおじさんがナカムラのワイン話で盛り上がっている時、斜め前のテーブルで食事をしていたイタリア人らしきご夫婦が「ナカムラ」の名前に敏感に反応。
特に奥様は椅子から転げ落ちそうな勢いで身を乗り出し「なになに? ナカムラがどうしたの?!」という感じで、好奇心一杯のキラキラした瞳をこちらに向けている。まばたきもせずに見つめてくるので少々たじろぐ私。
さすがレッジーナのエース。レッジョじゃなくても南イタリアでの知名度は抜群みたいだ。イタリアに来てはじめて俊輔人気を自分の肌で実感できたことがめちゃくちゃ嬉しかった。

俊輔はシチリアでもスターなんだなあ。皆に愛されているんだなあ。
とってもとっても誇らしいぞ。
ホテルへの帰り道は、心がほんわか温かかった。


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