南イタリア遠征記
〜グランブルーの青い海と俊輔に逢いたくて〜

☆レッジョ編☆第二日目☆2



★頼りない代役
無事チケットを購入した後、私は日射病気味だったので先にホテルに戻って休むことにした。
今日も午後はサンタガタで立ちっぱなしの練習見学だから、しっかり体調を整えておかなければ。うさこさんはもう少しぶらぶらするらしい。

部屋で2時間くらい休んで、待ち合わせ時間の午後1時になった。Jがフロントから電話してきたので階下に降りていく。だけどロビーにはJの姿もうさこさんの姿もない。
二人の姿を探していたら、冴えないオジサンが寄って来て「タクシー?」と話しかけてきた。
イヤだわ、4ツ星ホテルなのにロビーまで客引きが入り込んでいるなんて。オジサンを無視して外に出てみたが、エントランスの前にタクシーは止まっているけど、お抱え運転手のおばちゃんの姿はない。おばちゃん、どこへ行ったのかしら?

キョロキョロしていたら、さっきのオジサンが追いかけてきて、また「タクシー?」と話しかけてきた。もう、しつこいなあ。私にはお抱え運転手がいるのよ!
そこに今度はサングラスをかけた怪しい男が近づいてきた。なんか薬の売人チックな風情だ。こいつ、このオジサンの仲間かしら?やだ、こっちに来ないでよ。冷ややかな視線を男に向けていたら、目の前で男がサングラスを外した。なんと、怪しい男はJだった・・・。

Jがサングラス!? ちょっと待って、ちょっと待って! 私の記憶の中のJは紺のスーツに銀縁メガネをかけているのよー!
「今のJは茶髪で、日に焼けていて、頬がこけていて」と昨夜のうちに新しいデータを脳内にインプットしたのけど、、、ダメだーーー!Jのイメージ再構築が追いつかない!

私が頭の中でパニックを起していることなど知りもせず、Jがのんびりした口調で言う。
「おばちゃんが都合悪いから、ダンナが代わりに来たんだってさ」
え? うそ! このオジサン、おばちゃんの旦那様なの? 
いやん、つっけんどんな態度を取ってごめんなさい。それにしても、旦那の方が肥えていて顔色もツヤツヤしているわね。

そこにうさこさんがやって来た。旦那にちょっと待っててもらって、ホテルの裏にあるピッツェリア「SPACCANAPOLI」で水と昼ごはんを調達する。ランチは練習を見学しながら食べるつもりだった。
私が買ったのはモッツァレラチーズとトマトがたっぷり挟まったパニーニ。よだれが垂れそうなくらい美味しそう。早く食べたいよぉ。

Jは水を持っていないのに買わないと言う。今日も暑いから、きっと途中で喉が渇くはず。それなのに「いざとなったら水道の水を飲むから平気だよ。南米でもいつも水道水を飲んでたけど、全然下痢しなかったから大丈夫!」と自信満々のJ。
おいおい、レッジョの水道水は海水みたいなもんだぞ。絶対に大丈夫じゃないよ。心配したうさこさんが、自分の部屋の冷蔵庫からJのためにペットボトルの水を持ってきてくれた。

さて、準備が整ったので出発進行! うさこさんと私は後部座席、Jは助手席に座った。
しかし、この旦那、いきなり信じられない行動に出てくれた。なんとルンゴマーレを左折したのだ。イタリアの道路は、車は右側通行である。左へ進みたければ、中央分離帯の向こう側へ行かねばならないのに・・・。

ちょっとー!目的地まで最短距離を行きたいのは分かるけど、道路を逆走しないでよー!
「こらこら旦那!逆走しちゃダメだよ!危ないよ!」
Jがびっくりしてたしなめるが、ダンナは全然動じない。不思議なことに歩道を歩いている人たちも平然としている。対向車も時々クラクションを鳴らすものの、さしたる混乱はない。どうやらレッジョでは道路の逆走は当たり前のことらしい。
俊輔、毎日凄いところで運転しているんだね。心から尊敬しちゃうよ・・・。

その後も旦那の危なっかしい運転は続く。
道路工事をしていて片側一車線しか走れない場合、普通は対向車が通り過ぎるのを待ってから自分がその一車線に入っていくものだが、この旦那、対向車が途中まで走ってきているのに平気で進んでいく。当然どちらにも避けられない双方の車が立ち往生となる。そうなると互いにクラクションを鳴らして罵声を浴びせあい、相手がバックして道をあけるまで根競べ。

旦那は「こっちにはジャポネーゼが乗っているんだ!お前が下がれ!」と叫んでいるが、相手にしてみればそんなのは理由にならない。
「だから旦那、ダメだって〜、どうして待ってないで進んじゃうの〜」
再びJがたしなめるが、旦那はどこ吹く風。「向こうが下がればいいんだよ」という感じで肩をすくめる。その割には、最終的にバックさせられたのは旦那の方だった。
あーあ、運転の荒さも気の強さも、全てが中途半端だわね、旦那。おばちゃんの方が数段優秀なタクシードライバーだわ。

因みにこの時のJの会話は半分が日本語、3割がスペイン語、2割が覚えたてのイタリア語だったが、不思議と旦那とコミュニケーションが取れていた。Jが日本語で説教すると、旦那はイタリア語で言い訳をする。そんなシーンが目の前で何度も繰り返された。なんだか後部座席から漫才を見ているようで笑えた。



★サンタガタ開かずの門
頼りない代役のお陰でいつも以上にハラハラ・ドキドキのドライブとなったが、なんとか無事にサンタガタに到着した。しかし、そこで待ち受けていたのは衝撃の事実だった。なんとレジの練習は午前中に変更されていて、選手たちは既に帰った後だったのだ。

今日は俊輔に会えないんだ・・・。ガーン、ガーン、ガーーーン!!!

昨日慌てて帰らないで、きちんと練習時間の確認をしておけば良かった。今更そんなことを嘆いても後の祭りだけど・・・。

ここで明日の練習時間を確認せずに帰ってしまったら、明日また同じ目に遭うかも知れない。そこで旦那を門の前で待たせて、中に入って明日のスケジュールを確認することに。
うさこさんがスタッフから明日は午前練習だという情報をゲット。ついでにオフィシャルショップを覗いてみたが、やはり今日も開いていない。ショップ内の棚は商品が何一つ置いていないスッカラカン状態だ。こりゃ、当分の間オープンしそうにないな。(涙)

さて、欲しい情報は得られたので帰るとしよう。と思ったら、なんと旦那が門の中に入ってしまっていた。
この練習場は左側の通用門から人は出入りできるけど、車用の門はセンサー付きでロックされている。旦那はどうやら練習場にやってきた関係者の車の後に付いて進入に成功してしまったらしい。外に出たいのに守衛さんがいなくて、誰も門を開けてくれない。どうしよう。閉じ込められちゃったよ。

もう、旦那! なんで中に入ってきちゃったのよ! まったく使えないオッサンだなあ。
旦那は相変わらず肩をすくめながらイタリア語で言い訳している。ふん、聞いてやらんぞ!
そこに子どもチームの父兄らしき人が歩いて入ってきたので、誰か門を開けてくれる人を呼んできて欲しいと頼んだけど、無下に断られた。冷たいなあ。助けてくれてもいいじゃん。これは誰か関係者が出て行くときに一緒に出るしかなさそうだ。
待つこと約20分。ようやく下のカテゴリーの選手たちを乗せたバスが出て行くのに便乗して外に出ることができた。やれやれ、ほんと旦那には参ったよ。

ホテルに帰る途中、レイコちゃんとFさんが歩いてやってくるのが見えた。彼女たちも練習時間が変更になったことを知らないみたいだ。教えてあげなくちゃ。
ところが、うさこさんもJも(もちろん私も)「友達がいたから車を止めて」いうイタリア語がとっさに出てこなくて、あっという間にタクシーは二人の元から遠ざかってしまった。
レイコちゃん、Fさん、ごめんね。

練習を見学できなかったので、うさこさんとJが落ち込んで車内はドヨーンとした雰囲気だったが、腹が減った私は先ほど買ったモッツァレラチーズとトマトのパニーニを取り出して一人勝手に食べ始める。
うっわぁ、これメチャクチャ美味しい。イタリア滞在中に食べたパニーニの中で文句なしに一番の美味しさだった。「おいひぃ♪」を連発する私に他の二人は呆れ気味。空気読めない奴でごめんね。
ミラマーレで降りるときに、旦那に明日は9時に迎えくれるよう何度も念を押す。絶対に遅れずに来てね、旦那。てか、明日はおばちゃんが来てくれますように。



<うさこのポスト・プレー> ガラッパチ姉ちゃんとの俊輔談義
レッジョのテレビ番組の情報収集にはかなり苦労した。パレルモでキエーボ戦をテレビ観戦できなかったので、予想はしてたんだけど。
前週のレッジョWEBTVで、ゆげたかし氏が、イタリアのRAIテレビの取材と報じていたので当然地元の人は知っていると思っていたのだが、ホテルのフロントの人は知らない。

金曜日、練習場から帰ってくると、フロントには私たちが「ガラッパチ姉ちゃん」と呼んでいた元気なお姉さんが。ちょっともう一度テレビのこと聞いてみよう。
でも、残念ながら、彼女はいまいちテレビには興味がないみたいだ。聞くならバーにいる男の人に聞いてみろ、という。行ってみるとカウンターにも男性のお客が。二人してテレビを見ている。こりゃ脈があるかな?とまたまた質問を繰り返す。

「土曜日にぃ、テレビでぇ、レッジョとレッジーナのテレビ番組があるでしょぉ」と言う調子で英語とイタリア語ごちゃ混ぜで聞くが、「あ、それは日曜日だよ。パルマ‐レッジーナ戦でしょ」とかたづけられてしまう。
「違うの、日本で聞いたんだけど、旅の番組でね。ナカムラインタビューもあって・・・」といくら説明してもわからないらしい。ガラッパチ姉ちゃんもやってきて、ああだこうだとひと騒動あってから、情報はネットで見た、と言うと「あ〜ら、それじゃわかんないわ」と言う感じで終わってしまう。

しかたがないので、それらしい番組の載っているスカイチャンネルの見方だけでも教えてもらおうとするが、結局別のお姉さんが探してきてくれて、渡されたのは部屋にあるのと同じ番組表。
だからさ〜、部屋のリモコンじゃ3けたのチャンネル出せないのよ〜。どうやるのさ〜。

待ってる間にガラッパチ姉ちゃんは、「あんたナカムラ好きなの〜?」という感じで聞いてきた。もち、決まってるでしょ。
「だけどさ〜、言っちゃなんだけど、ナカムラはノットビューティフルなのよねえ」

ちょっと、何言うの!
「ブルット(俊訳では不細工)」と言わなかっただけ許すけど、そういう意味よねえ。
「ええー? どこが?」と言う顔をすると、ガラッパチ姉ちゃんいわく、「ナカムラはさあ、ガンべがこうなのよ」とご丁寧にそこらの紙にペンで絵を描く。
ガンべってつまりガンバ大阪のガンバ、足ですね。で、2本の足を丸く描くわけ。何よ、がに股ってことじゃん。(だけど、そういえばきのう練習場で短パン姿の俊ちゃんが歩いて来るの見て、「やん、あのがに股歩きはやめてよ」と私も思ったのでした。でもそこがまたかわいいから困るんですけど)

でもさあ、俊ちゃんのスタイル抜群はわたしたちの間では評判なのよ〜。というのが言えなくてくやしい。で、こっちも負けていられないから、「でも、彼はナイスボーイよ!」。だから日本では子供からお年寄りまで人気あんだからねーと主張する。
姉ちゃんも「それは認めるわよ、だから私も好きよ」と言う感じだが「でも、ノットビューティフルなのよねえ」
おいおい、こっちは客なのよ。そこまで言わなくても。

しかたがないので「じゃ、あんたどんなのがタイプなの?」と言ってるうちに、おしゃべりに飽きちゃったのか「ところでさ、ナカムラは週に2回ぐらいうちのレストランに来るわよ」と言い出す。
うまく英語で言えないらしく考えているので、「アレナメント(練習)のあと?」と聞いてみると、そうじゃなくて「練習がない日」だということらしい。
「じゃ、月曜日とか?」というと「そう、そう」「あ〜ら、いい情報ありがとね」ということで部屋に戻ったが、ま、毎週来るわけないですよね。あのガラッパチ姉ちゃん情報じゃ、どこまで信用できるか疑問です。(笑)



★レッジーナのユニを買う
どうも熱っぽい私は再びホテルの部屋でゴロゴロすることに。うさこさんとJはガリバルディ通りと街の北側の探検に出かけたみたいだ。
テレビを付けるとマラドーナのニュースをやっていた。この数日どのチャンネルにしてもマラドーナの特集ばかりだ。マラドーナのかつての妻や恋人たちが涙ながらにマラドーナを語る「マラドーナが愛した女たち」みたいな感じの特番もやっていた。マラドーナ死んじゃったのかしら?(勝手に殺してはいけません)

2時間くらいベッドで寝転びながらテレビを見た後、ミラマーレに戻ってきたうさこさんとJと再合流。
明日は俊輔に会える最後のチャンスなので、サインを貰うためにレッジーナのユニを買わなくてはいけない。ちょっとだるいけど三人でガリバルディ通りへ繰り出した。

本来ならサンタガタにあるレッジーナのオフィシャルショップで、10番NAKAMURAのホームのアマラントユニや、よく見ると意外とかわいいアウェイのヨダレ掛けユニ、俊輔によく似合っていた練習着、タオルマフラー等々、あれもこれも買い揃えるはずだったのになあ。
サッカー好きの友人たちへの御土産も全てレッジーナグッズで済ませるはずだったのに。(一部の友人からは「レッジーナグッズなんていらねえ!」と言われたけど、嫌がらせに買っていくつもりだった。(笑))

レッジョの街中で唯一レッジーナのオフィシャルユニが買えるスポーツ店「ASSIST」を発見。
ちょうど昼休みが終わったところで、お店のお姉さんたちがシャッターを開けているところだった。この店のお姉さんたちは皆さん若くてかわいいので、Jはたいそうこの店が気に入った様子。
「ASSIST」はレッジョに2軒あるらしく、うさこさんとJはさっきの探検中にもう一軒の店に入ったそうだ。うさこさんはレッジーナのミニボールを捜したけど、他の有名チームの物しか見つからなかったとのこと。残念ながら、こっちの店にもレッジーナのミニボールはなかった。

私はお目当てのレッジーナのオフィシャルユニを探すが、セリエAの色々なチームのレプリカユニしか見当たらない。
店のお姉さんに英語で「Sサイズのレッジーナのユニが欲しいの〜」と言うと、元気に2階に駆け上がり商品を持ってきてくれた。ここのお姉さんたちは、簡単な英語はわかるみたいだ。価格は52ユーロ。現地で買うと安い!

この店で扱っているのは背番号無しのユニなので、選手の名前と背番号は追加料金を払って入れてもらわなければならない。
「10番、NAKAMURAね。はいはい」とフレンドリーな対応のお姉さん。どれくらい時間がかかるのかと確認したら、出来上がりには2日を要するという。いやん、その日のうちに入れてくれるんじゃないんだ〜。そんなに待てないよ〜。

どうしても明日ユニが必要なので、背番号は日本に戻ってからカモショップで入れてもらうことにした。後で背番号を入れられるように、俊輔には胸の部分にサインしてもらわなくちゃ。



★レッジョのネットカフェ
「ASSIST」を出た後はネットカフェを探した。ミラマーレのフロントで教えられた通りに行ってみると、えらい奥まった分かりにくいところにあった。なんだか、60年代の雰囲気のインテリアで、気分は「アメリカン・グラフティ」といったところ?(こんな古い映画、誰も知らないか・・・)

Jは昨日この店の系列店でメンバーズカードを作ったので、そのカードを使わせてもらおうと思ったら、支店が違うとカードが使えないらしい。不便だなあ。
仕方ないので私の名前で新しくカードを作ることに。説明を聞くと、メンバーズカードとは、要するにプリペイドカードのことみたい。今日必要な分だけあればいいので一番安いカードを選んだ。

どうでもいいけど、カウンターにいた2人のうち、片方のお兄ちゃんはイタリア男の癖に愛想がない。もう片方の背の低いお兄ちゃんは、子どもみたいな感じ。まだ十代だろうな。
パスポートの提示を求められたので差し出すと、背の低いお兄ちゃんは私のパーソナルデータのあるページに目を落としたまま固まってしまった。それからポカンと口を開けて、何度も何度も私の顔とパスポートを見比べる。私にとっては、お馴染みの反応。
というのも、私は実年齢よりも10歳前後若く見られる。相手が欧米人の場合は15歳以上若く見られる。
仕事で会う外人さんに歳を聞かれて正直に答えると、大抵の場合相手は全く信じないか、「どうしてそんな嘘をつくんだ!」と怒り出す。この年齢、嘘か冗談だったら私も凄く嬉しいんだけどさ・・・。

ここで最初に選んだPCも日本語フォントが入っていなかった。南イタリアでネットカフェを利用するときは、最初から日本語フォントが入っているPCがどれかを尋ねるのがベストのようだ。何故か分からないがインストールできないので。
日本語が読めるPCで早速スポ新巡りを始めたら、「マラドーナ 肺炎併発で長期入院へ」という記事を発見。なんだ、マラドーナは死んだわけじゃなかったのね。
全てのスポ新のWEBサイトを回ったけど、シンジが五輪出場の意思表明をしたとか、なでしこジャパンが五輪予選でタイを下したという記事ばっかりで、俊輔の話題はどこにもなかった。がっかり。
次にAQUARIUSの掲示板にアクセスして、俊輔と水沼さんに遭遇したことや、バナキンがあったことを報告。これにてネット終了。まだカードの度数が余っていたのでJにプレゼントした。



★俊輔行きつけの中華レストラン
ネットカフェを出て、まだちょっと早いけど夕食を食べようということになった。さて、今夜は何を食べましょう。あちこちウロウロしたけど、本日のディナーは俊輔行きつけの中華レストランで取ることに決定!

俊輔がいたらどうしよう。ドキドキしながらドアを開けて入ったが、店内で食事をしていたのは俊輔ではなく、レイコちゃんとFさんだった。
お互いにビックリ。俊輔ファンの訪れる場所って同じなのね〜。

二人はまだパルマ戦のチケットを入手できていないというので、午前中に私たちが行ったチケット販売所の場所を教えてあげた。残席はあまり多くなかったので急いだ方がいい。食事が終わったレイコちゃんとFさんは、その足で販売所に向かった。二人が無事にチケットをゲットできますように。

この日、うさこさんは酸剌湯とかたヤキソバを混ぜて食べるという俊輔お勧めのメニューにトライ。Jは肉がたっぷり入ったヤキソバ、私は野菜がたっぷり入ったヤキソバを頼んだ。
メニューが漢字だと、料理を推測しやすくて助かるわ。なかなか美味しかったけど、ヤキソバの麺はパスタだったような???
デザートに杏仁豆腐が食べたかったのだが、メニューに載っていない。しかし、諦められないJはウェイトレスの中国人のお姉さんと直接交渉することに。しかし、筆談の準備として紙ナプキンに「杏仁豆腐」と書こうとして手が止まる。「豆腐は分かるんだけど、“あんにん”はどういう字だっけ?」とJ。私に漢字を聞かないでくれたまえ・・・。

Jとうさこさんがしばらく悩んで、ようやく「杏仁」という字にたどり着く。嬉々として紙ナプキンを手にお姉さんと交渉を始めたJだったが、どうしても出来ないからと断られてしまった。残念。
結局私たちがレストランを出るまでの間に、俊輔は姿を現さなかった。こっちも凄く残念!
このレストランはとにかく安かった。旅の資金が乏しい人にはお勧めである。

食事後にJにミラマーレまで来てもらって、昨日渡せなかった和食の差し入れを引き取ってもらった。大切なサッポロ一番みそラーメンその他が入った大きな袋を抱えて、Jは嬉しそうに自分のホテルへ帰っていった。

Jが帰って直ぐにノックの音。あれ、忘れ物かな?
ドアを開けたら、そこにはステキな笑顔の黒人男性。ニッコリ微笑みながら私にビニール袋を差し出した。あら、何かしら?
袋の中身を覗くと、私が今朝出した洗濯物だった。嬉しい! 今日中に仕上げてくれたんだ!
明細を見たら18.88ユーロで、ちょっとお高いわ〜と思ったけど(文句があるなら自分で洗いましょう)、ビニール袋からは石鹸の清々しい香りが漂っている。
グラッチェ、グラッチェ〜! わーい! 明日は洗い立ての服を着て俊輔に会えるわ♪





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